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「組紐展」が終了いたしました

お陰をもちまして盛況のうちに5月30日をもって終了することができました。ご多忙の中お越し下さった皆様、ご協力くださった皆様には心より感謝申し上げます。

今回の組紐展では7名の先生方による、普段なかなか目にすることの出来ない技術の作品が一度に揃う貴重な機会となりました。

組紐の芸術性とその奥深さを改めて実感すると共に、今後も組紐の魅力を発信できる機会を捻出して参りたいと思います。

このような取り組みを続けていけるよう、たくさんの組紐に携わっておられる方々と交流を深めていきたいと思っております。

次回の企画展に関しましては、詳細が決まり次第ご案内いたします。

どうぞ楽しみにお待ちください。

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「組紐展」開催のお知らせ

田中スガヨ氏作品

小嶋博子氏作品
西幾代氏作品
髙落節子氏作品
井川孝子氏作品
永井夕子氏作品
梅原初美氏作品

若葉が元気に生い茂り、暑い夏の到来を感じさせる季節になってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、このたび昇苑くみひも宇治本店にて、「組紐展」を下記の日程で開催いたします。今回の「組紐展」は初の試みで、弊社の伝統工芸士2名を含む、伝統的な組紐の技術を有する 7 名の作品が一堂に集まります。

弊社では創業当時から 50 年以上にわたり手組の教室を運営してまいりました。これまで、創業者をはじめ、何名もの伝統工芸士を輩出してきました。現在でも手組の技術は大切に継承されています。そんな中、数年前から私たちは「組紐・組物学会」に参加させていただき、組紐の歴史や世界での用途、先端分野での可能性など組紐にまつわることを学んでおります。その会に参加されている組紐の先生方との交流から、ぜひ作品展示会をしましょうとのお話が生まれ、今回の開催へとつながりました。
近年、手組でものづくりをされている方々の人口は縮小し続けております。細い紐に込められた高度な技術と色の組み合わせの繊細さは、世界でも類を見ないレベルです。
この機会に、素晴らしい組紐の伝統技術に触れていただけましたら幸いです。期間中は先生方の作品の販売も行っております。ぜひお気に入りの一品を見つけてください。

開催期間: 5月18日(水)~5月30日(月)【5月24日火曜日を除く】
     10:00~17:00
開催場所:昇苑くみひも 宇治本店
出展者名:田中スガヨ・小嶋博子・西幾代・髙落節子・井川孝子・永井夕子・梅原初美(敬称略)

※開催期間中の5月24日は、宇治本店が定休日のためお休みいたします。

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ゴールデンウィーク中の営業について

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ゴールデンウィーク期間中の営業状況につきまして、以下の通りご案内申し上げます。

  • 宇治本店:通常営業(5月3日は営業いたします)
  • 手組み体験:4月29日~5月8日の間は、休業いたします。
  • ウェブショップ:通常営業(商品の発送までにお時間をいただく可能性があります)
  • 高台寺店:最新の営業状況は、こちらのページから「SHOWEN/てんてんてん高台寺店」をご確認ください。
  • 本社事務所:4月29日・5月1日・3日~5日・8日は休業いたします。

今後の状況により、予告なく営業状況を変更する場合がございます。予めご了承ください。

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手組み帯締め

弊社では組紐作りを始めた当時、紐を組むための機械が会社にはなく、紐を組むための「道具」を使って職人達が1本1本手作業で紐を組み上げておりました。
創業当時から受け継がれている、手作業で紐を組む「手組み」商品をご紹介いたします。商品紹介に「手組み帯締め」を掲載いたしました。
「手組み帯締めのオーダー」・「手組み帯締め」のご購入は、宇治本店へお問い合わせください。

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宇治川の鵜飼

夏の風物詩である宇治川の鵜飼「放ち鵜飼」の来春開始に向けて、準備が進められています。その鵜匠の装束の腰紐に、弊社のくみひもが採用されました。12月1日に茶づなの史跡宇治川太閤堤跡でおこなわれた内覧会の様子です。
背中には、絵師の木村英輝さんの鵜が描かれています。装束の絵柄は、6種類あります。ウッティーの訓練は、シーズンが始まるまで、こちらで行われることがあります。

鵜が羽を広げているみたい
素敵ですね
皆さん違う腰紐の色
鵜の顔も違います
鵜匠とウッティー
腰紐「一高(いちこう)」

宇治市観光協会では、12月16日に「放ち鵜飼を見学しよう」というイベントがあります。ウッティー応援隊も募集しています。
詳しくは、宇治市観光協会のページをご覧ください。

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「studio GALA新春飾り」受注会開催

ご好評につき、今年も「studio GALAの新春飾り受注会」を開催いたします。開催期間は、11月25日より、12月28日までです。

今回は、南條工房の「LinNe」studio GALAのコラボレーション作品を同時展示しています。

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日本経済新聞・ローカルビジネスサテライトで紹介されました

日本経済新聞の記事と、ローカルビジネスサテライトで、弊社を取り上げていただきました。
今回、紹介いただいた記事と、画像は下記リンクからご覧いただけます。

「京くみひも、繊細に息長く ビジュアルで迫る現場

「からくり仕掛けが生む 京くみひも、和装ストラップも」

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地下鉄烏丸線の新型車両 内装に伝統工芸

京都市交通局では,現行の地下鉄烏丸線(下の路線図の緑色線)車両20編成のうち9編成を,令和3年度から令和7年度にかけて新型車両に更新することとしており,第1編成目については,来春の営業運転開始が予定されています。新型車両の外観及び内装デザインには,京都ならではの地下鉄として,京都の伝統産業素材・技法が用いられています。弊社ではこの度、車両内の「吊手」の装飾に参加させていただきました!

京都市交通局の記事へ

持ち手の上部には通常プラスチック素材の鞘がついていますが、北山杉の皮をむき加工して作られた「北山丸太」が使用されています。この丸太部分の装飾に今回、組紐を巻くデザインが採用されました。こちらの吊手は中間車両4両のみでご覧いただくことができます。この吊手は1車両ごとに各6個採用していただいており、それぞれ異なったデザインの組紐が採用されています。各車両のテーマとしては日本の四季をイメージし、組紐は装束で用いられていた「襲の色目」を参考に組み上げられたものになります。また紐の組み方も4車両それぞれで異なったものを選んでおり、配色だけでなく組目の美しさや光沢の違いなども楽しんでいただくことができます。

出所:京都市交通局 地下鉄全線路線図
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000008995.html

地下鉄全線路面図のダウンロードサイト
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/cmsfiles/contents/0000008/8995/jpnrosenzu.pdf

古来、日本では紐の文化がさまざまな用途で発展してきましたが、「何かを巻く」ということも一つの技法でした。代表的なものですと日本刀の持ち手は「柄糸」と呼ばれる組紐をさまざまな手順で巻くことで、美しい装飾性と機能性を実現しています。(この柄部分を巻く専門の職人さんは「柄巻師」と呼ばれます)。今も続く「組紐を巻く」という装飾方法の楽しさをぜひご覧ください。新しい車両では組紐以外にも、金属工芸や西陣織、象嵌などさまざまな技法がところどころにちりばめられております。実際にご覧いただけるのは来春ということですが、この新車両で工芸の新しい可能性を感じていただけますと幸いです。

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お茶と宇治のまち歴史公園オープン

お茶と宇治のまち歴史公園オープン

京阪宇治駅の隣接地に「お茶と宇治のまち歴史公園」がオープンしました!こちらには史跡公園だけでなく、公園内にお茶について学べ、様々な体験を受けることのできるミュージアムが併設されています。

施設の詳しい情報はこちらをご覧ください:https://uji-chazuna.kyoto/

残念ながらこの度の緊急事態宣言を受けて、ミュージアムは開館を延期する事となりましたが、史跡公園には自由に出入りすることができます。8月21日にこちらの史跡公園のオープニング記念式典が行われ、コロナ禍のため関係者のみの参列、一般参加なしに縮小して行われることとなりました。実はこのオープニング式典に昇苑くみひもが一部関わらせていただきました。

ニュースなどでご覧いただいたかもしれませんが、なんと今回施設のオープニングテープカットには組紐が使用されています! え!組紐を切っちゃうの!?と思われた方、ご安心ください。切るではなく、解くオープニングです。と言うのも茶道には「口切りの茶事」という、茶人の正月とも言われる茶事があります。これは壺の封を切って、その年初の茶を点て客人をもてなすという内容ですが、この時に壺にかかった紐を解いて、最後に再び結びをかけるという作法を行います。この茶事に見立てて、結びを解くという方法でテープカットを行うことを企画し、そんな前代未聞の企画に宇治市様が興味を持ってくださいました!結び目は組紐を組む時にも良く使う「はた結び」と言う結びをアレンジしたもので、片側の紐を引っ張ると簡単に解くことが出来るという仕組みです。組紐によるテープカットは、解いて結んでを繰り返し使えるというまさに持続可能なテープカット、オープニングセレモニーの新境地と言ってもいいのではないでしょうか!

そして宇治市長や来賓の皆様につけて頂く徽章(胸バラ)もプロデュースさせていただきました。この徽章は同じ地域内でちりめん細工をお作りになられている「株式会社夢み屋」様と、麻生地の染色を得意にされている「永野染色」様にご協力を仰ぎ作り上げることが出来ました。花のモチーフはバラではなく、施設のテーマでもある「お茶」の花をイメージしてデザインをし、お茶の花の雄しべ雌しべを「几帳結び」で表現しています。実は几帳結びはこちらの施設のロゴマークにもなっています。徽章についている紅白のタレは麻生地を染めたものですが、もちろんこの部分に麻を使用しているのも意味があります。茶道では茶碗などを拭く際に晒しの麻で作られた茶巾を用いますが、千利休も「何は無くとも真新しい白い茶巾」と言ったほど重要なアイテムです。そんな茶巾と同じ素材が白い生地には使われており、分かる人には分かるという演出をしかけました。

歴史公園内の史跡・庭園・広場
詳しくはこちらをご覧ください:https://uji-chazuna.kyoto/outdoors/ 

宇治でこんなに大規模な公共施設は今後10年作られることはないだろうと言われ、何かこの機会に協力して盛り上げることがしたい!お茶や宇治上神社・平等院以外に工芸も頑張っていると言う事を発信したい!と思い企画を持ち込みましたが、未知数の事に自分たちも終始不安だらけでした。しかし終わってみれば式典のあとの関係者の皆様の笑顔と、とてもよかった。。。の一言に、改めて意味のあるお仕事が出来たと実感いたしました。本来であればもっと多くの方に見ていただきたかったのですが、昨今の事情を踏まえると、無事に式典を終えられたことだけでもよかったと改めて思います。ミュージアムの開館は少し先になりましたが、とても面白そうなワークショップも目白押しで、今後公園内では様々なイベントも企画される予定です!大人も子供も楽しめる宇治の新しい名所に是非ご期待ください!

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臨時休業のお知らせ

全国のコロナ感染拡大の状況及び緊急事態宣言を鑑みて、弊社のシフト調整の為、宇治本店は8月16日(月)臨時休業させて頂きます。

尚、同状況下に於きまして、今暫く火曜日を定休日とさせて頂きます。変更がありましたら、営業情報は随時当サイトでご連絡申し上げます。

皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒、ご了解いただけますようにお願い申し上げます。