組紐について

日本でもひもの歴史はとても古く、古代縄文時代の日常生活において縄文式土器に見られるように、縄から始まり、よりひも・簡単な組ひもが使われていました。

そこへ大陸から伝わった新しい技術を学んだ人々が、さまざまな用途へ応用することで組紐が活躍していました。

そもそも組紐とは組むという構造で作られた紐のことであり、3つ以上の束を組み合わせることで構成されています。世界を見回すとこのような紐の文化は至るところで見ることができます。
しかし各国の民族達が要していた組紐の技術は、時代の変化とともに全てを継承していくことが難しい部分あるようです。
そんな中でも日本が「紐を組む」という技術が発展し続けたのには、環境が紐を必要としてきた背景があります。
仏具や茶道具に、刀や鎧などの武具にもたくさん使われています。
そして華やかな着物を締める帯締めとしての用途などさまざまな役割がありました。

この組紐の持つ可能性を広げるべく、現代の役割を探し続けています。